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実車レースデビュー戦レポート【マツダ・ファン・エンデュランス 茨城ラウンド】

  • 執筆者の写真: FSH Racing
    FSH Racing
  • 8月4日
  • 読了時間: 2分

■レースの概要

2025年7月27日、FSH Racingは「マツダ・ファン・エンデュランス 茨城ラウンド(通称:マツ耐)」に参戦し、念願の実車レースデビューを果たしました。舞台は筑波サーキットTC2000。猛暑の中、私たちは“バーチャルからリアルへ”の想いを胸に、ノーマルクラス・ロードスター2000区分にて30台のフルグリッドレースへ挑みました。


マツ耐グリッド
(決勝前の記念写真)

■予選:初走行で好タイムを記録

予選ではFSH副代表の三宅選手が初の筑波サーキット走行ながら、1分14秒029を記録。総合30台中12番手、クラス5台中5番手というポジションを獲得しました。チームとしても初使用となるニュータイヤ&ブレーキパッドのフィーリングは良好で、冷感時の空気圧設定もマッチしていたことから、今後に向けて手ごたえを感じられる内容となりました。

  • 総合順位:30台中12番手

  • クラス順位:5台中5番手


    マツ耐ロードスター
    (予選中、第1ヘアピンからの写真)

■決勝:一時は表彰台圏内を走行するも、惜しくもリタイア

決勝では、三宅選手が第1スティントを担当。スタート直後から果敢にオーバーテイクを決め、レース中盤には総合5番手・クラス3番手までポジションをアップしました。ピット戦略と燃料管理も機能し、安定したラップを重ねていきましたが、ピットインの際に車両後方から白煙が発生。点検の結果、デフオイルのトラブルが判明し、ここで一時戦線を離脱。

応急対応を行いレース復帰するも、再度の白煙とオーバーヒートにより、残念ながらここでリタイアを決断することとなりました。完走こそ叶いませんでしたが、レースペースと戦略の両面で希望の持てる内容となり、次戦に向けた多くの収穫がありました。


マツ耐ロードスター
(決勝中のオーバーテイクシーン)

■今後に向けて

今回のレースでは、マシントラブルや運営体制における課題が浮き彫りとなりました。特に油脂類の選定や整備管理の徹底、無線トラブルへの対策など、改善すべきポイントをチーム全体で共有できたことは大きな収穫です。今後は信頼できる製品と確かな整備体制のもと、安全で速いマシン作りに注力していきます。


■代表からのメッセージ

「悔しさもありましたが、このデビュー戦はFSH Racingにとって新たなスタートでした。ゲームから始まった仲間たちと共に、実車レースという夢のステージに立てたことを誇りに思います。これからも“速く、強く、楽しく”をモットーに、夢を追いかけ、仲間の挑戦を支え、モータースポーツの未来に貢献していきます。」

FSH Racing 代表 松尾 侑汰

 
 
 

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